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睡眠学習

  • Photo du rédacteur: mamiakimotojp
    mamiakimotojp
  • 13 mai 2015
  • 2 min de lecture

Piano B&W

フランス語の授業にPhonetics(音声学)があります。日本の大学では、口の中の空間や舌の位置をどのように変えて発音するかということや、手を使って発音しやすくしたりと、工夫に富んだ仏語音声学の授業を受けていたので、こちらの授業にびっくりしました。まず、先生の説明がほとんどなく、ひたすら先生が録音した音声を聞いて、繰り返し発音練習するのです。日本語にない音もあり、微妙な発音の違いを聞き分け、再現するのは至難の業。練習あるのみなのでしょうか。このフランス人の先生によると、語学と音楽の能力は相関関係があるそうです。幼少期に楽器を習った経験があり、音感がある人は語学のセンスもいいとのこと。楽器を習う利点は語学面でも発揮されるのですね。この理論に沿って、毎回授業ではシャンソンを聴きます。それが困った事に1分経たずに強烈な睡魔に襲われます。おまけに先生のセレクションが微妙で、いつの時代?というレトロなリズムと少々音が外れたような何とも不思議な曲ばかり聴かされ、寝心地はイマイチ。せめて睡眠学習になっていることを期待します。

極めつけに、現在学校の中庭を改装する一大プロジェクトが進行中のようで、昼間から工事の騒音がものすごく、窓を開けっ放しの教室で音に集中できません。そういえば街中の工事も電化製品も日本に比べてかなりノイジー。そういうところは工夫しないのかとつっこみたくなりますが我慢ガマン。音に対する感覚も、育った環境や言語で異なるようです。

しばらく不眠気味の私は静かな部屋でシャンソンでもかけて熟睡したいです。

Headset


 
 
 

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