Japon 日本
- mamiakimotojp
- 20 avr. 2015
- 2 min de lecture

静寂美、外から見て感じる日本のイメージです。パリに日本文化会館(La maison de la culture du japon)というのがあります。ここは日本の文化、芸術の発信拠点であり、生け花や書道の展示、料理教室、日本語の講座もあります。図書館ではフランス人スタッフが日本語で話してくれます。ここで感じる日本はどこかよそよそしく、ガイドブックで見るような2次元の日本です。上品に美しく表現されているのですが、自分の国ではないような感覚に陥ります。文化的要素を切り取り、他国にもってくると、本来とは違う見え方になるのだと思います。
同様に、実際のパリもガイドブックのイメージとだいぶ違いました。美しい街並や建築物は写真の世界そのものですが、音や香り、空気感など様々な要素が加わってパリを感じます。さらに多種多様な国籍、文化の人々が集まり独特の活気を生み出しています。
完璧な人がいないように、完璧な国もないように思います。プラス面もマイナス面も含めて、その国らしさが感じられるのではないでしょうか。そしてその国が本当に好きになるのは、人々の温かさを感じる時だと思います。パリに憧れを抱いて留学したものの、言葉の壁やカルチャーショックから孤独や不安も感じましたが、漸くパリを楽しめるようになってきたのかもしれません。同時に故郷というのはやはり特別なものだなと思うこの頃です。


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